2019年のノーベル化学賞が、リチウムイオン電池の開発に貢献した旭化成名誉フェローの吉野彰ら3人に授与されることが決まったのだそうですね!
そもそもリチウムイオン電池が登場したのは1990年代初めのことで、携帯電話やノートパソコン用に欠かせない小型軽量で充電可能な二次電池として開発されたのだとか。
また、リチウムイオン電池は大容量の電気をためることができることから、電気自動車への利用や太陽光発電や風力発電など自然エネルギーの電気をためる蓄電池として利用が広がるなど、化石燃料を使わない社会の実現を可能にする地球環境にやさしい技術として高く評価されてきていますから、この受賞は当然の結果ともいえるかもしれませんね。
さて、このノーベル化学賞は、リチウムイオン電池を開発した吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)、ジョン・グッドイナフ米テキサス大オースティン校教授(97)、マイケル・スタンリー・ウィッティンガム米ニューヨーク州立大ビンガムトン校特別教授(77)の三氏に授与されるのですが、みなさんなかなかの高齢での受賞となりますね。
なにせグッドイナフ氏は1901年に授与が始まったノーベル賞史上、最高齢での受賞となるのだとか!!!
変な言い方に聞こえるかもしれませんが、生きているうちに受賞できて良かったですね。